SrTiO3 (STO) 結晶

 SrTiO3結晶 (STO, チタン酸ストロンチウム) はペロブスカイト型構造をもつ可視~赤外の幅広い領域で透明な結晶である。比較的安価で安定した品質の結晶が得られるとともに、(100)面を表面研磨後にウェットエッチングを施すことでTiO2層 終端した”STEP & テラス表面” を再現良く得られることもあり、エピタキシャル成長用基板材料として世界中の薄膜研究に広く用いられている。

 ここではSrTiO3結晶について様々な角度から紹介する。